月別アーカイブ: 2014年7月

水戸市H邸:木工事、外壁工事(7月)

2014.07.30 水戸:晴れ。

みなさん、こんにちは。
デザインスペックの小林です。

今回は7月の施工状況をお伝えします。
外壁工事が完了し、足場も外れました。内部の木工事もだいぶ進んできて、一部塗装工事も始まりました。

どうしたらいいんでしょう?外観、見せた方がいいんでしょうか?最後のお楽しみにした方がいいのでしょうか?
ぼくにはわかりませんw
ブログを書きながら、考えます。。。

ちなみに、今回の塗装工事は、お施主さんのセルフ工事となります。その奮闘ぶりは、次回のブログでお伝えします。

2014.07.10 HYM木工事、外壁工事。
2014.07.10 施工状況確認。
2階リビングの様子。キッチン部分の木工事が進んでいます。
木工事もいよいよ架橋に突入です。

2014.07.10 HYM木工事、外壁工事。
2014.07.10 施工状況確認。
こちらは2階子供部屋からの様子。
なんだか複雑ですねぇ、というか、部屋の領域がどこからどこまでなのか、よくわからないですねぇ。
まあ、それを意図して設計したんですけど。
今回の子世帯の設計コンセプトは「子供達がおもいっきり遊びまわれる家、遊びながら学べる家」です。
きっと、子供達は、このよく分からない空間での遊び、日常生活のなかから、色んな事を発見して、学んで、成長してくれると信じています。
そういう設計なので、大工さんにも苦労してもらってるわけです。

2014.07.30 HYM木工事、外壁工事。
2014.07.30 施工状況確認。
こちらは子世帯の玄関ホールです。
広いです。ほぼ部屋です。というか、玄関だけにしておくのはもったいので、玄関も部屋化したんです。
部屋というのは個室というわけではないです。玄関という機能だけに限定せずに色々できる空間にしたということです。

2014.07.30 HYM木工事、外壁工事。
2014.07.30 施工状況確認。
こちらは親世帯の個室です。
すぐとなりがLDKです。
お母様ひとりでお住まいなので、コンパクトにまとめています。
間仕切り壁に開いた家型の穴が気になりますね。

2014.07.30 HYM木工事、外壁工事。
2014.07.30 施工状況確認。
おなじく親世帯。こちらは廊下になります。
ここにも家型。
前回のブログを読んだ方でピンと来た方もいるかもしれません。

そうです、例の親世帯のサニタリーに行く階段がありましたね。
ここの家型部分にあの階段が隠れているのです。

でも、階段を隠すために家型にしたのではないですよ。
ちゃんと意味があるのです。
それも完成後のお楽しみにしていてください。

2014.07.30 HYM木工事、外壁工事。
2014.07.30 施工状況確認。
さて、最後は外観です。
今回は、ぐっと我慢することにしました。
チラ見せだけにします。
写真は、玄関アプローチ部分です。ここだけ木格子の壁になっています。
右側は白い外壁ですね。前回も書きましたが、ここだけなぜ白い壁になっているのかは、完成した時にわかるので、それまでお楽しみに。
ヒントは、この格子です。

2014.07.30 HYM木工事、外壁工事。
2014.07.30 施工状況確認。
こちらはグリーンの壁の一部。
サッシ部分がとってもすっきりしています。通常、このような板金壁の場合、サッシ廻りに板金の水切り枠がぐるっとまわりますが、それがありません。
これも実はイヤラシ・ポイントです。
イヤラシ・ポイント=逃げがない納まり、というのは前回のブログでお話しました。
ということは、施工としては「めんどくさい」わけです。
しかも、普通にやれば性能は確保できるのに、わざわざ苦労して、同じ性能を確保しようとする。

みなさんは、どう思われますか?
これを無駄なことと思いますか?デザインのために、そこまで苦労することは無駄なことでしょうか?
外観というは、その家にとって「顔」であり「衣服」だと思います。
人間に例えてみましょう。暑さ寒さをしのげて、雨にも風にも強いような衣服があれば、その衣服は、たとえばボタンがチグハグでも、
つぎはぎだらけでも、なんでもいいでしょうか?
もちろん、ファッションに興味の無い方もいらっしゃると思うので、そこを否定するつもりは毛頭ないのですが、多少なりともファッションに気を遣う方々は、きっとなんでもいいとは思わないと思います。やむを得ない事情をのぞけば、『性能だけがよければ見てくれはどうでもいい』ということは、ないと思います。
今回のお施主さんも、後者の方なのは、お会いしてすぐにわかったので、外観も拘りました。

ですが、みなさん、衣服ではどんなに拘っても、家などになると、せいぜいインテリアまでで、外観については、その思考回路がなくなってしまうことが多いです。とたんに、性能重視にシフトして既製品の安全性に価値観を感じてしまう。メンテナンスということに嫌悪感を持ち出してしまう。これはなんとも奇妙なことです。
ふるいのが悪い、あたらしいのが良いということではありません。バランスのお話なんです。

・・・つい、語ってしまいましたw
今回は、写真のコメントひとつひとつが、いちいち語りモードになってしまいました。。。
なんですかね、外観をブログアップするかどうか、さんざん悩んだ結果、チラ見せにしたがゆえに、こんなに語ってしまったのでしょうかw

次回は8月の施工状況をお伝えします。