月別アーカイブ: 2013年5月

石巻市W邸:小林左官屋登場、そして足場解体。

2013.05.9 石巻:晴れ。

みなさん、こんばんは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

GWは現場もお休みでしたが、明けから早々に石巻出張です。
今回は7日からの3日間。

大工のまっちゃんが、着々と木工事を進める中、今回は、左官工事のお話です。

今回の建物の内装は、板貼りとクロスの仕上げの予定だったのですが、どうしてもクロスではなく塗り壁にしたいと思い、セルフでやることにしました。

というわけで、小林左官屋の登場です。

前回は、小林ペンキでしたが、オールラウンドプレイヤーなので、なんでもこなしますw

実は、私、設計事務所を立ち上げる前に、少しばかり大工さんのところで修行していました。
その大工さんが、オールラウンドプレイヤーだったので、木工事だけではなく、塗装工事から、左官工事、建具工事まで、色々な事を、やらされ、、、もとい、やらせていただきました(笑)
余談ですが、山に入って、チェーンソーで木を切り倒して、ダンプで運搬するなんてこともやらせていただきました。

また、設計仲間と一緒に、完全セルフでジュエリー工房のアトリエを基礎から施工したこともありました。

この時の経験が、この石巻で役に立つとは、当時は思いもしませんでしたが、なんでも経験は宝です。
そんなわけで、デザインスペックの小林は、なんでもやってしまうのです。

さて。
今回のぬりかべは、「しっくい」です。
といっても、本家本元の職人さんが扱う本漆喰は、やはり長年の経験と技術が必要ですので、今回は、DIY用のしっくいを採用しました。

2013.05.09 WTN:小林左官屋塔状、そして足場解体。
その名も「うまーくぬれーる」
調合なども不要で、開けてそのまま使えます。
日本プラスターが製造元ですので、品質も納得がいくものでした。

2013.05.09 WTN:小林左官屋塔状、そして足場解体。
まずは、下地処理から。
最初に、吹抜部分の天井からとっかかります。
化粧梁を養生して、石膏ボードのジョイント部分にジョイントテープを貼って、ビス穴などをパテ処理していきます。
ちなみに、このしっくい、パテの代わりにもなるので、それで下処理ができちゃうので楽ちんです。

2013.05.09 WTN:小林左官屋塔状、そして足場解体。
続きまして、下塗り。
コテを使って、シャーッ、シャーッっと、とっても気分がいいです。
ただひとつ、天井なので、イナバウアー状態で姿勢を保ち続けるのが、かなり難儀しましたがw

2013.05.09 WTN:小林左官屋塔状、そして足場解体。
下塗りが乾燥したら、仕上げ塗り。
いい感じで、塗りムラも出せたので、なかなかの仕上がりです。

2013.05.09 WTN:小林左官屋塔状、そして足場解体。
と、そんなこんなしているうちに、外の足場も解体。

次回も、引き続き、左官屋さんです。
自分が、設計しかできない建築士じゃなくて、ほんと良かったと実感する毎日です。

ひたちなか市K邸:中間検査。

2013.05.01 ひたちなか市:曇りのち晴れ。

みなさん、こんにちは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

本日は、ひたちなか市K邸の中間検査のため、現場に立会してきました。

2013.05.01 KMN中間検査。
建物全景。
足場のメッシュシートのおかげで、全然見えません(笑)

2013.05.01 KMN中間検査。
裏側は林なので、こんな感じで見えます。
1階の4分の3がピロティ(駐車場)で、2階が主な居室スペースとなっています。

前回のブログでも書きましたが、木造住宅でも中間検査をするのは良いことだと思います。
もちろん、行政の検査がなくても、設計側で自主検査はしますが。

さて、今回は、たまたま瑕疵保険の中間検査と行政の中間検査の委託先が同じ審査会社だったので、同時検査となりました。

2013.05.01 KMN中間検査。
13時半、検査員が到着し、検査開始。
是正事項もなく、一発OK.

ただ、一カ所だけ、保険や行政の検査では指摘されない部分で、基準法上も問題ない場所ではあるのですが、設計側の判断で、補強を指示した箇所がありました。
こういうのは、杓子定規に法律を守るだけでは見えてこない部分なので、設計監理の腕が問われます。

というわけで、検査はあっさり終了したので、少し内部のご紹介。

2013.05.01 KMN中間検査。
こちらが1階のピロティ。約5m四方の大空間を大きな梁で支えます。

2013.05.01 KMN中間検査。
こちらが2階の居室スペース。LDKの隣に3部屋、1.8mx4.5mの細長い部屋が続き間になっています。
天井高3.2mはなかなか開放的。

2013.05.01 KMN中間検査。
こちらは廊下。天井高1.8mまで押さえて、上部のロフトを設置。
1.8mの空間から3.2mの空間へ入る時の開放感がここちよくなりそう。

2013.05.01 KMN中間検査。
ついでに屋根も。
石巻市W邸と同じ、板金屋根を採用していますが、こちらは、勾配を0.5/100まで押さえた、ギリギリフラットな屋根になっています。
同じ屋根材でも、勾配で全然表情が違います。

同時に複数の現場が進むのは大変ですが、がんばってます!