月別アーカイブ: 2013年3月

石巻市W邸:屋根工事。外壁下地と断熱材。

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最初にお断りしておきます。
このブログは5月に書いてます。
でも、さもその時に書いたかのように、その時の情報で書きます。
4月末までのブログは、これ以外も、全部そんな感じでいきます。
夏休みの最後に、溜まった絵日記を仕上げる子どもの頃を思い出しながら(笑)
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2013.03.25 石巻:曇り。

みなさん、こんにちは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

昨日は、ひたちなか市K邸の現場確認のあと、夜な夜な石巻まで来ました。
実は、昨日はひたちなかの現場の前に、川口市Y邸の土地視察をして、水戸市H邸の施主プレゼンをして、と盛りだくさんでした。
ありがたいことですが、自分の身体もそう若くないことを痛感してます(^^;

さて。
今回は、屋根工事の確認と、外壁下地や断熱材の施工状況をチェックします。

2013.03.25 WTN屋根工事。外壁下地と断熱材。
まずは、お決まりの全景写真。
アルミサッシも取り付けられ、骨組み感は殆ど無くなってしまいました。

2013.03.25 WTN屋根工事。外壁下地と断熱材。
早速、足場に上がって、屋根工事のチェック。
この板金屋さん、実は群馬から来てくれています。
仕事が早くて、腕もいいので、お気に入りです。

2013.03.25 WTN屋根工事。外壁下地と断熱材。
片流れの屋根は、水上側の雨仕舞がどうしても問題になりがちです。
かといって、むやみに軒を出すのもはばかられる場合、この立平ロックという屋根材だと、こんな風にシンプルに納められるのです。
これ、板金屋さんのアイデア。

というわけで、屋根の施工状況は極めて良好。
続いて、外壁下地のチェックに進みます。

2013.03.25 WTN屋根工事。外壁下地と断熱材。
一通り、外壁を囲っている透湿防水シート(白い紙です)の重なりしろや施工状況を確認したあと、通気胴縁(白い紙の上に留めてある木材です)のチェックです。
まず、一番大事な開口部廻りから。写真のように、胴縁の下側には、微妙に隙間をあけて、空気や万が一侵入した水などが、留まることの内容に施工します。
特に指示していなかったので、間違っていたら指摘しようと思っていたけど、大工さん、なかなかわかっていらっしゃる(笑)
ちなみに、写真ではちょっとわかりにくいですが、この胴縁には、隙間が空いていて、横に留めていても、ちゃんと空気が流れるようになっています。

2013.03.25 WTN屋根工事。外壁下地と断熱材。
続いて、内部に入り、断熱材の施工状況をチェック。
以前も書いたような気がしますが、自分は断熱材はグラスウールが一番だと思っています。
巷には、色々な断熱材で、高級で高性能をうたっているものもありますが、安いグラスウールが実は性能もとてもよいのです。
ただ、施工の善し悪しで性能差が出やすいのも事実。といっても、別に難しいことではありません。
「すきまが出来ないように充填する。重なりしろをきちんと確保する。ジョイント部分にはテープを貼る」
ただ、それだけです。
なので、しっかり施工状況さえチェックすれば、安価なグラスウールでしっかりとした断熱効果が得られるのです。

2013.03.25 WTN屋根工事。外壁下地と断熱材。
1階リビング部分。中庭テラス廻りの断熱材もきちんと施工されていました。

2013.03.25 WTN屋根工事。外壁下地と断熱材。
天井部分。
断熱材はきちんと隙間無く施工されていましたが、上棟式で使用した「幣串」を確認したくて、ちょこっとだけ、断熱材動かしました。
もちろん、あとで戻しましたよ。

というわけで、屋根、外壁下地、断熱材ともに、施工は良好。

ひたちなか市K邸:配筋検査。

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夏休みの最後に、溜まった絵日記を仕上げる子どもの頃を思い出しながら(笑)
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2013.03.24 ひたちなか市:曇り。

みなさん、こんにちは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

最近、石巻の現場ブログが続いていましたので、筆休め?にひたちなかの現場ブログです。

地元の物件は、なんでか、嬉しいです。

ではさっそく。

2013.03.24 KMN配筋検査。
2月に建築確認取得しまして、3月1日に着工しました。
施工会社は、中学の同級生。そして、以前の常陸大宮市N邸の建て主さんでもあります。

2013.03.24 KMN配筋検査。
ひたちなか市も、石巻と同様に、木造住宅程度でも中間検査があります。
それに先だって、設計側で配筋検査です。

2013.03.24 KMN配筋検査。
過去に一緒に仕事をしたことがある施工業者だと、設計の意図も掴んでいてくれてるので、やりやすいです。
今回も、どこがポイントになるか、ちゃんとわかっていたので、スムーズでした。

2013.03.24 KMN配筋検査。
でも、検査は厳しいです。
ちょっとしたことでも、きちんと是正指示。
写真は、コンクリートのかぶり厚さが少し足りなかったので、指摘して直してもらいました。

というわけで、わずかな指摘事項のみで、完了。
4月頭ごろ、コンクリート打設で、4月下旬上棟予定です。

2013.03.24 KMN配筋検査。
現場打合せの帰り道、5,6年前に手がけたリノベーション物件の前を通りました。
タイル屋さんの建物をエステサロンにリノベしてます。
あいにく建て主さんは不在でしたが、建物は、いい感じで時を重ねていて、ちょっと満足。

石巻市W邸:中間検査。

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2013.03.11 石巻:晴れ。

みなさん、おはようございます。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

8日に石巻入りして、中間検査の申請、中2日おいて、本日は市の中間検査です。

2013.03.11 WTN中間検査。
8日の現場の様子。
外壁下地の合板が施工されています。

2013.03.11 WTN中間検査。
同じく、8日の現場の様子。
柱には、防蟻処理が施されています。

2013.03.11 WTN中間検査。
ちなみに、構造用合板は、N釘といって、指定の釘で施工しなければなりません。写真のものです。
余談ですが、石巻では、このような木造住宅でも中間検査を実施しているので、釘の間違いがあれば、指摘されますが、他の行政のほとんどは、この中間検査はありません。なので、業者がどんな釘を使っているかは、設計者がきちんと確認しなければならないのです。
ハウスメーカーの物件など、巷では、長さが同じだからといって、内装用の釘を使っている業者も居ます。
設計者が入っていない物件は、建て主自らチェックしないといけないので、大変なんです。

2013.03.11 WTN中間検査。
10日の現場の様子。中庭テラス。

2013.03.11 WTN中間検査。
10日の現場の様子。2階。

さて。
前日までに、設計側でも一通りチェックおよび是正指示を済ませて、11日の検査日を迎えました。

2013.03.11 WTN中間検査。
午後1時。市の職員2人が来ました。大きな是正も無く、完了。

検査が終わって、一休みしていると、サイレンの音が鳴り響きました。
午後2時46分。

2年が経ちました。
現場の職人さんも、仕事の手を止めます。
1分間のサイレンの中、黙祷。

2013.03.11 WTN中間検査。
色々な思いが頭を駆け巡る1分間でしたが、あの震災があって、今、こうして、自分は石巻に居ます。

がんばります。

石巻市W邸:建て方。

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2013.03.04 石巻:快晴。

みなさん、おはようございます。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

3月に入っても、まだまだ寒い、石巻です。

さて、先月の上棟式から約2週間。
建て方の進捗状況をチェックしに来ました。

2013.03.04 WTN建て方。
屋根下地まで組み上がり、上棟時の骨組み感はなくなっています。
うれしいような、さみしいような。

2013.03.04 WTN建て方。
軒先の金物施工状況を確認。
写真のねじれた金物は「ひねり金物」といって、垂木と桁を固定する役目を果たします。

2013.03.04 WTN建て方。
こちらは、「ホールダウン金物」といって、建物が地震などで揺れて引っこ抜けないように基礎と固定する金物です。
基礎打設時にコンクリートに埋め込んであるんです。
建て方の検査では一番大事なポイントです。

2013.03.04 WTN建て方。
おなじく、ホールダウン金物の2階部分のチェック。通し柱じゃない場合、2階の柱と梁・桁もきちんとこのホールダウンで固定されていないと、2階だけ引っこ抜けてしまう可能性があるので、こちらもちゃんとチェックします。
これを忘れる業者さんは、案外多いです。
今回は、事前に口を酸っぱくして言っていたので、大丈夫でした!

さて。
一通り、施工状況の確認を終えたのち、大工さんともろもろ打合せ。
それが終わると、観覧タイムです。

屋根下地などが張られてしまい、上棟時の軸組の美しさは無くなってしまいましたが、まだまだ、この下地感バリバリな雰囲気は堪能できるので、しばし観賞。

2013.03.04 WTN建て方。
屋根の様子。
ルーフィング(緑の防水紙)が所々はがれているのは、強風のため飛ばされたとか。さすが、風の石巻。
大工さんと、「大変だねぇ」と話しつつ、もちろん、あとでちゃんと直してもらいました。

2013.03.04 WTN建て方。
1階の様子。日の入り方は、CGで何回も検証していたので、自信はありましたが、実際に、予定通りの入り方をしてくれると、嬉しいものです。

2013.03.04 WTN建て方。
2階の様子。
2寸勾配の屋根がそのまま天井になります。低いところは高さ1.8m。
この低い天井は、落ち着くんですよ。

2013.03.04 WTN建て方。
中庭テラスの様子。
上棟の時に、不思議な段差の空間が写真に写っていたかと思うのですが、それが、コレです。

不思議なもので、仕上げて引き渡しするものなのに、心のどこかで、仕上がらない、この下地の感じに魅力を感じている自分が居るのです。

次回は、中間検査。