月別アーカイブ: 2012年11月

石巻市W邸:土地の引き渡し。

2012.11.30 石巻:曇り。

みなさん、こんばんは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

本日、金融機関にてローン契約および決済手続完了。
司法書士による所有権移転登記の手続も済ませて、いよいよ土地の引き渡しとなりました。

5月にお施主さんと初めてお会いして、早半年。
土地探しから、ローンの相談、支援金の申請など、お施主さんとともに歩んできたので、
ついにここまで来たかと、胸が熱くなってしまいました。

石巻市W邸、着工まで、もうすぐです!

W邸敷地1
こちらが、敷地になります。写真は6月に撮影したものです。
6月にこの土地を見つけてから、この土地とお施主さんの暮らしに合う空間を考え、プレゼンし、打合せを重ねて、ついにここまで来ました。

W邸敷地2
この2カットが、定点撮影地点になりそうです。

常陸大宮市N邸:竣工。

2012.11.28 茨城:曇り。

みなさん、こんばんは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

昨年11月にお施主さんと会ってから、ちょうど一年。ついに、完成しました。
お施主さんからは、「普通の家じゃ、つまんないから、面白い家がいい」と言われて生まれた、このN邸。

設計のコンセプトは、
「おおきな廊下のある暮らし」
です。

その名の通り、この建物の1/3はおおきな廊下が占めています。
廊下と言っても、いわゆる80cmぐらいの幅の通路ではなく、幅1.8mの巨大な廊下です。
この廊下が、日々の暮らしのなかで、様々な役割を果たしてくれる、そんな家を考えました。

竣工写真はまた改めてきちんとまとめますが、内覧会ができませんでしたので、ひとまず、完成写真をご覧ください。

N邸:外観正面
建物全景。
2階建てなのですが、平屋のような暮らしができる空間になっています。

N邸:内観1
玄関から内部を見たところ。
写真右手の畳部分が「大きな廊下」です。

N邸:内観2
1階LDKスペース。

N邸:内観3
1階部分の「大きな廊下」
この大きな廊下は、これまたおおきな階段越しに、2階まで続きます。
建物の端から端まで見通せるので、平屋のような広がりを感じられます。

N邸:内観4
玄関付近の様子。

N邸:内観5
大きな階段の先にも、まだ大きな廊下は続きます。
その廊下に面するように、個室が二つ並びます。

N邸:内観6
2階の廊下から1階側を見たところ。
個室と連続しているので、プライベートスペースの延長としても使えます。

いかがでしょうか?
廊下と言っても、いわゆる「通路」のような廊下とはまったく違って、いろんな使い方が想定できる、ひとつの「空間」となっているのがわかっていただけたでしょうか?
1階LDKスペースに隣り合う部分は、居間のような振る舞いもし、
2階の個室スペースに隣り合う部分は、個室の延長のような使い方もでき、
1階から2階まで続く、細長い空間は、子供達の遊び場にもなります。
また、1階と2階で、畳座から見える戸外の風景も変わり、パブリックからプライベートへと緩やかに変化する空間。
これは、その時々の気分や季節によって、家族それぞれが、自分の居場所をつくり出すことも出来る懐の深さを持っています。

さて、ここに住む家族が、どんな使い方を「発見」してくれるか、とても楽しみです!

北区TKG:設計のための設計。

2012.11.26 東京:曇り。

みなさん、こんばんは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

一昨昨日、子守しながら打ち合わせした、とある共同住宅プロジェクト。
本日は、そのプレゼン資料の作成です。

こんな短期間で設計できるのか?
という疑問がありますが、

答えは、「NO」
です。

とてもじゃありませんが、こんな短期間で、設計などできません。

では、どうやってプレゼン資料を作成するのか?
それは、今回のプレゼンが
「設計のための設計」
だからできるのです。

今回のプロジェクトは、いわゆる一戸建ての住宅の設計ではなく、複数の入居者を想定した、賃貸物件です。
なので、まずは、

「どれぐらいのボリュームの建物に、どれぐらいの住戸が入るのか?」

という部分を明確にしてあげて、
事業計画を立てやすくするための資料をつくります。
とはいえ、ある程度の規模の建物になると、普通の住宅以上に、さまざまな法規制が関係してきます。
建築基準法の他にも、消防法、東京都安全条例、集合住宅駐車場附置要項、居住環境整備指導要綱、集合住宅の建築および管理に関する条例、などなど、さまざまな規制があるのです。
それらをきちんとクリアするために、どのような部分が設計のポイントになるかを、あらかじめ調査し、その上で、どれぐらいのボリュームの建物を作れるかというのを検討するのが、
「設計のための設計」というわけです。

というわけで、この数日で上記の法令関係をチェックし、最終的に40戸程度のボリュームが作れることが分かりました。

普通の住宅規模の建築だと、いわゆる設計と同時進行で進めて行く、このような作業も、
規模が大きくなると、このようにきちんと事前に調査していかないと、あとで重大な問題が起こりかねません。

設計と一口にいっても、色々な手順があるのです。

TKG打合せ1
ノマドワーカーは11inchのモニターで、どんな大きなプロジェクトもこなします!

北区TKG:半休半働。

2012.11.23 東京:雨。

みなさん、こんばんは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

本日は、勤労感謝の日。
祝日なので、お仕事も休みにしようかと子守DAYにしていたのですが、
一昨日、設計仲間から、とある共同住宅プロジェクトの話が出てきまして。

スケジュール調整をした結果、
今日しか打合せするタイミングがない!ということで、
子連れで、打合せすることになりました。

幸い、設計仲間にも子供が居まして、
雨天の休日で、でかける予定もないということで、

子供達は遊び、
お父さんたちは仕事

と、
それぞれの利害関係が一致したわけです(笑)

TKG打合せ1
そんなわけで、子守しながら打合せという、
不思議な現象が起こりました。

TKG打合せ2
打合せとゲームのコラボレーション。

時折発生する、子供達の言い争いを諫めながら、
打合せをすること4時間。
無事に、方針を決めることが出来ました。

半休、半働。
やればできるもんですね。

葛飾区T邸:敷地調査とゴリゴリのエスキス。

2012.11.20 東京:晴れ。

みなさん、こんばんは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

すっかり寒くなりました。
でも、今日は、すっきり快晴で気持ちの良い一日でしたね。

さて。
ここ1ヶ月、プロジェクトパートナーの小川さんと、エスキスを重ねてきているT邸ですが、
敢えて、プランをまとめないように務めてきました。

その一つの理由が、今日の敷地調査なんですね。

何度か、現地には足を運んでいるので、周辺環境など、大体の様子は分かっているのですが、
更地ではないので、どうしても敷地内からの景色や、日の入り方、風の抜け方がわからない。

なので、土地の引き渡しを終えて、現存している古屋の内部に入れる日程まで、エスキスをしながら待っていました。

13時半、現地にてお施主さんと合流。
この時間にも意味があります。

この敷地は、北側が隣地の庭になっており、空間が抜けているのですが、南側には2階建てアパートが隣接しており、採光・通風の感じが気になります。
なので、冬至の南中高度(太陽が一番高くなる高さ)に近い時間帯を11月でシュミレーションすると、およそ13時半ごろなんですね。
というわけで、一番厳しい冬の日差しを想定したときに、今回の敷地にどのような採光が得られるのかを見る目的から、時間帯を設定しました。

そんな話をお施主さんに言ったら、
「そんなことまで考えるんですね〜。たまたまお昼食べてちょっと余裕見てという時間なのかと思いました(笑)」
と。
違うんですよ〜。色々考えてるんです、設計士ってのは(笑)。

さて。
では、早速、敷地に潜入。

既存建物と採光・通風の関係を、ぐるぐる歩きながら感じて回ります。

T邸:敷地調査1
1階部分に降り注ぐ日差しや、

T邸:敷地調査2
2階部分の日差しの様子などが、よく分かります。

T邸:敷地調査3
そして、これが気になる、隣地のアパートによる日影の様子。
とっても大事な資料です。

まず、外回りを見てみてわかったのは、
周辺建物が隣接している割には、採光・通風環境とも、案外悪くないということ。
これは、大きな収穫でした。

次に内部を見て回ります。
従前の所有者のプライバシーもあるので、物件が特定できるような写真は控えますが、1階2階レベルでの、採光・通風の状況など、色々体感することができました。
かえって、更地よりも、よい資料になった気がします。

T邸:内部
ちなみに、こちらは北側の窓の様子。北面の安定採光を検討する、重要な資料になります。

さて。
1時間半ほど、現地調査をしまして、事務所に戻り、小川さんと打合せ。

今日の現地調査を踏まえて、本日もあーだこーだと熱戦を広げました(笑)
ノンストップで4時間半、ゴリゴリのエスキス。
長丁場でしたが、方向性も見えて、よい打合せとなりました。

T邸:打合せ1
これでもかといわんばかりに、エスキス図面に書き込まれたコメントは、小川さんの熱意の表れです。

T邸:打合せ2
模型も、どんどん増えていきます。

さて、いよいよプレゼンに向けて、詰めに入ります!

水戸市H邸:「行為室」という考え方。

2012.11.18 水戸:晴れ。

みなさん、こんばんは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

今日は、水戸市H邸の施主打合せでした。
初回のプレゼンでは二区画ある土地全体を利用した約70坪の二世帯住宅の提案だったのですが、
今回は、二区画のうち一区画は外構として考えつつ、将来的な土地活用も視野に入れることになったので、ぐっとコンパクトに約45坪の二世帯住宅の提案となりました。

余談ですが、
もともと敷地の狭い都心では、基本的に狭小住宅が多いので、45坪でも十分広く感じるかもしれませんが、
ゆったりとした敷地が多い郊外では、45坪でも、狭いという印象を持たれる方も多いです。
中には、間取りも見ずに、坪数だけで是非を判断する方もいらっしゃいます。
同じ坪数でも、生活環境でこれだけ受け取り方が変わってくるのは、不思議なものです。

さて。
今回のお施主さんは、その辺り、とても柔軟な考え方をもっていらっしゃるので、設計としても、少々大胆な提案をすることにしました。

テーマは
「個室ではない行為室」
です。

一般的に、個室というのは、
「ある特定の個人が、そこでプライベートな時間を過ごすための空間」
として作られます。
なので、たとえば、机があり、ベッド(布団)があり、収納があり、余裕があればちょっと趣味のスペース、ゆとりのスペースがあるという感じが、いわゆる「個室」としてイメージしやすいかと思います。
広さで言えば6畳〜8畳ぐらいが平均的ですね。

ところが。
この個室というのは、なかなか使い勝手が悪いものでして。
個室を与えられた方は、みなさん無意識のうちに、
「そのスペースに納まるように、自分の生活スタイルを軌道修正している」
のです。
つまり、
自分の生活にあう空間ではなくて、空間に自分の生活を合わせている
ということです。

それはなぜか?
個室と個室を区切る「間仕切り壁」があるからです。
これによって、かなり行為が制限されているのです。

個室の中で行われる行為は「寝る」「勉強する(仕事する)」「くつろぐ」「遊ぶ」という感じでいくつかありますが、
これらの行為に必要な空間のうち、行為そのものに必要な空間(人間が動作する空間)というのは、かなり無駄が多く、
逆に、行為に必要な物品(机、ベッド、収納など)の専有面積というは、かなり小さいということに、みなさんお気づきでしょうか?

今回は、そこに焦点を当てました。

つまり、個室の中で行われる(であろう)行為に対して、個室をさらに細分化し、「行為室(行為ができうる空間)」を空間の最小単位として考えようというわけです。

たとえば、
「寝る室」
「机の室」
「遊ぶ室」
「収納室」
といった具合に。
そして、それ以外の部分は、みんなの共有の動作スペースとするのです。

これによって、今まで個室として区切られてきた空間にあった無駄は、
すべて動作スペースとして共有されます。

またまた余談ですが、
実は、この考えは、自分が大学3年生の時に共同課題で提案した「最小限住居〜人がそこにとどまる理由」という共同住宅の提案の時から温めていたネタでもあるんですね。
もし、当時のプレゼン資料がどこかに残っていたら、また別の機会に、ブログネタにしてみます(笑)

H邸:エスキス。
ちなみに、これが、今回の提案が生まれた瞬間のスケッチ。
こうして色々スケッチを描き殴りながら、アイデアの神様が降りてくるのを待つのです。
(奥に移っているのは、葛飾区T邸のエスキス模型です。実は、このプロジェクトでも、近いアイデアが盛り込まれていたりします)

そんなわけで、お施主さんへのプレゼン。
ところが、上記の文章を読んでもらっても分かりますが、
言葉では非常にわかりにくい!

なので、今回は、

H邸:模型1

H邸:模型2

H邸:模型3
こんな感じの1:50スケール模型と、

H邸:モックアップ1

H邸:モックアップ2
こんな感じのモックアップ(実寸模型)をつくってプレゼンを行いました。

人間というのは、新しい事象に出くわしたときには、過去に自分が経験したこと(あるいは見聞きしたこと)でしか、そのものを判断することができません。
なので、こと住宅に関しては、どうしても「利便性」「使い勝手」という物差しを優先してしまします。

実は、上のモックアップなんですが、広さは約1坪(畳2枚分)で、天井高さは1.4mです。
これが一つの行為室です。

一般的な感覚からすれば、この空間の「利便性」をすぐに理解することはできないと思います。
それは、この空間を「個室」として捉えてしまうからです。
ですが、この空間とその廻りにある空間を合わせて考えることができるようになると、また見方が変わってきます。

今回のプレゼンでは、やはり最初はこの空間に難色を示していたお施主さんでしたが、話を進めていくうちに、
この空間とその廻りの空間との組み合わせでできあがるスペースに対するイメージをなんとなく掴んでいただき、
「これは面白いね」
という感想が出るまでになりました。
かなり大胆な提案だったので、今回は、問題提起だけで終わるかなと思ってはいたのですが、
この数時間の間に、ここまでイメージを共有できたのは、お施主さんの思考の柔軟さの賜物です!

そして、図面や縮尺模型だけでは絶対に体感できない部分を補う、モックアップはほんと重要だなと思います。

お施主さんからも、これを叩き台にして、色々な意見をいただくことができました。
次のプレゼンが楽しみです!

常陸大宮市N邸:コルクタイルと階段。

2012.11.17 茨城:雨。

みなさん、こんにちは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

前回に続き、今回の現場も雨。
天気に左右される外部の工事は、思ったように進みません。
でも、悪天候の中、無理に作業するよりは、きちんと段取りを組み直した方がいいんです。

たまに、雨天の中、コンクリートを打設している現場を見かけますが、ダメなものはダメ。
それをはっきり言える現場監督や設計監理がいない現場は、やはり、それなりになってしまいます。

さて。
前回のブログでもお知らせしましたが、再度。

今月末あたりに、この常陸大宮市N邸の内覧会を予定していたのですが、引き渡しや引っ越しのスケジュールで、残念ながら中止となりました。
楽しみにしていた方々、ごめんなさい。

でも、お施主さんの計らいで、引き渡し後でも、希望とあれば日時調整して、個別に内覧させていただけることになりました。
なので、ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください!

というわけで、本日の現場です。

まずは、外部から。

N邸:外構1
本当は、外構の土間コンクリート(犬走り)の施工が完了しているはずでしたが、天候不良により、まだ途中です。

N邸:外構2
設備配管まわりの土間は、メッシュ(土間コンクリートを補強する細い鉄筋)と配管が干渉していないか、よくチェックします。

N邸:外構3
こちらは、玄関部分のタイル。
雨天のため、施工できず。

続いて、内部です。

ほんとは完成してから見せたかったんですが、

N邸:内部1
階段の養生がはずれていましたので、お披露目しちゃいます。
幅1.8mの巨大階段。
なかなかの迫力です。
前回のブログでも「廊下」のくだりで書きましたが、この階段も、名前をつけるとすれば「階段」なのですが、
階段以上の役割を果たしてくれる中間領域となってくれるはずです。

N邸:内部2
2階の個室スペース。
コルクタイルの床仕上げが施工されました。

雨天に悩まされていますが、完成まで、もう一息です。

葛飾区T邸:ケーススタディ。

2012.11.14 東京:曇り。

みなさん、こんにちは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

今週も、葛飾区T邸の設計打ち合わせ@とんでん松戸店です。

先日の打ち合わせで、ブラッシュアップさせた「スキップハウス」。

今回は、その可能性を色々探るための、ケーススタディです。

ケーススタディとは、文字通り、様々なケース(=場面)をスタディ(=検討)する作業です。

たとえ同じ間取りであっても、

床のレベル、
素材、
動線の向きなど、

ちょっとした要素が変わることで、空間全体もその印象をガラリと変えます。

そんなわけで、今回は、先日小林がつくった模型と、プロジェクトパートナーの小川さんがつくった模型とで、あーだこーだと、検討を重ねました。

この作業を、自分は
「思考の拡散」
と呼んでいます。

プランを考えるときは、無意識のうちに
「まとめよう、まとめよう。納まるようにまとめよう」
という意識が働きます。
ある程度経験を積んできてしまうと、どのようにすれば「納まる」かというのは、
比較的、検討の初期段階で見えてしまうのですが、
一度そこに収束させてしまうと、なかなか、新しいアイデアが浮かんでこないんです。

なので、プランを検討するときは、逆説的で面白いのですが、
「まとめないように、まとめないように、納まらないように検討しよう」
という意識で臨みます。

その方が、いろんな矛盾が出てきて、そこから、また様々なアイデアが出てくるんですね。

そんな頭脳労働を、日々、やっています(笑)

T邸:模型1
模型も徐々に増えてきます。

T邸:模型2
床の高さや素材、動線の検討をトライアンドエラーで繰り返した模型は、満身創痍のボロボロです。
このボロボロな分だけ、スタディしたってことなんですけどね。

常陸大宮市N邸:足場解体。クロス工事と設備工事。

2012.11.12 茨城:雨。

みなさん、こんにちは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

えーと、まずはひとつお知らせです。
今月末あたりに、この常陸大宮市N邸の内覧会を予定していたのですが、引き渡しや引っ越しのスケジュールで、残念ながら中止となりました。
楽しみにしていた方々、ごめんなさい。

でも、お施主さんの計らいで、引き渡し後でも、希望とあれば日時調整して、個別に内覧させていただけることになりました。
なので、ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください!

さて。

現場の方は、完成に向けて、ラストスパートです。

N邸:裏面外観
足場が外れて全容が分かるのですが、
出し惜しみして、後ろからの全景でw

N邸:外部配管
足場が解体されたので、外回りの設備工事が進んでいます。
写真は、排水管の様子。

N邸:浄化槽
本下水が処理されていない区域のため、
排水管は、浄化槽へ接続します。

では、内部の様子に行きましょう。

まだ若干養生が残っていますが、クロス工事も完了しており、残すは床の仕上げ(塗装・コルクタイル・畳)を残すのみ。

N邸:内装1
1階、キッチン付近からの、チラ見せ。

N邸:内装2
窓廻りの木枠とクロスの仕上がり具合をチェック。
ダメ廻りが残っていますが、概ね良好な施工です。

N邸:内装3
2階の様子。ほぼ仕上がっていますが、床が決まると、またがらっと印象が変わりますよ。

N邸:内装4
同じく2階の様子。ここは、あえて用途の名前をつけると「廊下」になるんですが、
それ以上の役割を果たしてくれる中間領域となるんです。

明日から外構工事、電気工事も入り、来週には設備機器も入って、その後はクリーニングの予定です。
完成が楽しみです。

N邸:畳縁。
ちなみに、今回、畳の縁も決めました。
井草の経年変化を想定しての色決めのため、敷地内の本宅の畳(10年物?)にて検証。

葛飾区T邸:ブラッシュアップ。

2012.11.05 東京:雨。

みなさん、こんにちは。
一級建築士事務所デザインスペックの小林です。

先日のエスキスから約1週間。

プロジェクトパートナーの小川さんと再度打合せです。

考える頭脳が二つある場合、ディベート(討論)になってしまうと、どちらかの考えに収束してしまいがちですが、今、我々がやろうとしていることは、

「ブラッシュアップ」

つまり、それぞれの考えを磨き上げて、よりよいものを目指そうというスタンスでいます。

前回、自分が提案した、「鳥かごプラン(勝手に命名)」と小川さんが提案した、「スキッププラン」。

一見すると異なる手法にも思えたのですが、対話を重ねていくと、ある共通点が出てきました。

それらを見落とさないように、大事に大事に拾い集めながら、形をつくっていきます。

で、今回ひとつの方向性が出てきたのが、コレ。

スキップハウス1
とりあえず「スキップハウス」と命名。

まだ荒削りなので、叩き台状態ではありますが、自分と小川さんとで、スタートラインの足並みが揃ったのは実感しました。
ここからが、本番。
思いっきり思考を拡散させていきます。

スキップハウス2
人模型を入れてスケール感を出してみる。
今回の提案は、だだっぴろいワンルーム建築への挑戦状です。

鳥かごプランを覗き込む。
ちなみに、こちらは前回の「鳥かごプラン」。
壁をとったり動かしたり、視点を変えてみると、また違った世界も見えてきます。