カテゴリー別アーカイブ: 2015_気仙沼の海小屋

気仙沼の海小屋(SWITCH)。完成。

2015.04.30 気仙沼:晴れ。

みなさん、こんにちは。
梁建築設計の小林です。

今回は気仙沼の海小屋の完成報告です。
ちなみに、建物名称は「SWITCH」となりました。

この建物は、NPO法人「森は海の恋人」の事業施設として作られました。
2011年の大震災による被災地において、復興支援のひとつとして位置づけられたプロジェクトでしたので、遠方でしたが頑張りました。
今はまだ箱だけですが、これから先、この空間がどんどん成長していくと思うと、とても楽しみです。

2015.04.29
2015.04.29 外環全景。

2015.04.29
2015.04.29 外環全景2。

2015.04.29
2015.04.29 空と海小屋。

 

 

2015.04.29
2015.04.29 内観1。

2015.04.29
2015.04.29 内観2。

2015.04.29
2015.04.29 内観3。

 

 

2015.04.29
2015.04.29 テラスとハンモック。

2015.04.29
2015.04.29 デッキテラスと木製ドア。

2015.04.29
2015.04.29 杉板と照明。

2015.04.29
2015.04.29 デッキテラスと海。

2015.04.29
2015.04.29 舞根湾。

2015.04.29
2015.04.29 海へと続くデッキ。

2015.04.29
2015.04.29 デッキテラス。

 

 

 

日中の撮影後、山背が吹き、とても幻想的な風景となりました。
最後に、それを一枚。

2015.04.29
2015.04.29 海と海小屋。

 

 

 

 

【建築概要】
構造・規模:木造枠組構造(一部在来工法)・1階建て
建築面積 :76.63㎡
延べ面積 :59.81㎡
建物高さ :5.1m
用途   :事業所・カフェ
主な仕上 :屋根(ガルバリウム波板葺き、一部ポリカーボネイト波板葺き)/外壁(杉板海水塗装)/内壁・天井(杉板無塗装)/床(SPF-4’x6’)/デッキテラス(杉板無塗装)

気仙沼の海小屋。2月の進捗状況。

2015.03.01 気仙沼:曇り時々雨。

みなさん、こんにちは。
梁建築設計の小林です。

今回は2月の工事の状況をお伝えします。
極寒の中、職人さん達に奮闘していただき、工事は順調に進んでいます。

では、前回の骨組み状態からどこまで工事が進んだか見ていきましょう。

まずは2月上旬の現場打ち合わせの様子から。

2015.02.05
2015.02.05 外観。
屋根工事が進んでいます。

2015.02.05
2015.02.05 外観。
反対側から見たところ。足場にシートが架けられているのでよく見えませんね。。。。

2015.02.05
2015.02.05 外観。
建物に近づいてみました。外壁下地の透湿防水シートが施工されています。シートの重なり具合などを入念にチェック。

2015.02.05
2015.02.05 外観。
海側の立面。今回は木製建具を採用しました。ログハウス用の建具なので取り付け方が少々特殊なため、前回の現場打ち合わせで職人さんとアレコレ協議しましたが、しっかり施工されていて一安心。

2015.02.05
2015.02.05 内観。
内部はこんな感じです。断熱材の上に、気密シートが隙間なく重ねられており、断熱工事もばっちりです。

続いて、2月末の現場打ち合わせの様子を見ていきます。

2015.02.28
2015.02.28 屋根。
まずは屋根工事の確認。前回残っていた施工部分のチェックを行いました。屋根工事、無事に完了。

2015.02.28
2015.02.28 外観。
続いて外壁。
こちらはスギの荒板(表面を削っていないもの)をそのまま施工しています。
職人さんもこのようなザラザラの板材を仕上げに使ったことがないので、施工中は半信半疑だったようですが、できあがってみると、
「なかなかいいもんだな」とご満悦の様子でしたw

2015.02.28
2015.02.28 内観。
こちらは内部の様子。
前回の断熱材の状態から、一気に板張りが完了し、ほぼ仕上がっています。
こちらの板も外壁と同じスギの荒板。良い感じで真新しさを消すことができています。

2015.02.28
2015.02.28 電気工事。
最後に電気屋さんとの打ち合わせの様子。
こちらはペンダント照明の製作打ち合わせ。
なにやらホタテの貝殻のようなものが見えますが、、、、

というわけで、2月の工事で、骨組みから一気に形ができあがってきました。
ほんとはもっと内観の全容がわかるのですが、ほぼ仕上がり状態になっていますので、あえて出し惜しみしておきます(笑)

工期も残り1ヶ月強となりました。
次回はもしかすると完成報告になるかもしれません。

気仙沼の海小屋:上棟検査。

2015.01.19 気仙沼:雪のち晴れ。

みなさん、こんにちは。
梁建築設計の小林です。

去年の12月に配筋検査を終えた気仙沼の現場。
年明けから工事が再開し、今回は上棟検査です。

ちなみに、東京から気仙沼の現場まで、ドアドアで約6時間半。長旅です。
というわけで、今回はちょっと趣向を変えて、道中の様子も一緒に。
2015.01.19
2015.01.19 上野駅にて。
いつもの通り、やまびこにてまずは一ノ関に向かいます。
今回の旅の友は、黒い画集(松本清張)。

上野から一ノ関までは約2.5時間。2,3編読み終わった辺りで到着です。
福島に入った辺りから吹雪いていましたが、仙台以北は雪は残るものの穏やかな天気でした。
2015.01.19
2015.01.19 一ノ関駅にて。
ここで約30分の電車待ち。
立ち食い蕎麦を食べつつ、電車を待ちます。

そしてここから大船渡線というローカル列車に揺られること80分。
14時過ぎに気仙沼到着。
(気仙沼駅の写真取り忘れた。。。)

そして、工務店さんの車で、ここからさらに20分ほどで、ようやく現場に到着です。
9時前に出発して14時半到着。
この間、読書も半分ほど読了。

2015.01.19
2015.01.19 外部の様子。
工事は予定通り進み、骨組みがほぼできあがっています。
うん、模型通り。いいですね。

2015.01.19
2015.01.19 内部の様子。
こちらは建物内部。一通り金物チェックを終えた後、工務店さん、大工さん、電気屋さんと打ち合わせ。

日中はそれほどの寒さでもなかったのですが、日が陰り出すと急に寒さが。。。やはり東北です。

さて。
今回の出張は、気仙沼の現場の他に、二つほど予定がありました。
東日本大震災の後、仙台にて被害建物の調査を4ヶ月ほど、その後、石巻にてボランティアや復興支援事業を2年ほどやっていたのですが、その時にお世話になった方々を訪問してきました。

気仙沼の現場打ち合わせを終えてから、再び仙台に戻り、まずは仙台で知人と久しぶりの再会。
夜更けまで楽しいひとときを過ごしました。
また、被害調査当時に利用していたホテルに久しぶりに泊まったのですが、フロントクラークの方が、3年前なのに自分のことを覚えていてくれて、とてもうれしくなりました。

2015.01.20
2015.01.20 仙台。
一夜明けて、20日朝。
今日は、石巻へ。

仙台と石巻を結ぶ仙石線がまだ全線開通していないため、電車でいくととても時間がかかります。
そのため、高速バスで石巻へむかいました。

2015.01.20
2015.01.20 石巻。
1時間半ほどで石巻に到着。
1年半前までは、月の半分は滞在していたので馴染みのある景色ですが、なんだかとても懐かしいです。

そして、ここでも懐かしい方と再会。
この方には、当時とてもお世話になりました。
石巻の現場ブログをご覧の皆様はおわかりかと思いますが、当時はなかなか大変でした。
そんなときに、陰で支えてくれた方なんです。

気仙沼の仕事が決まって、宮城を訪れることはしばしばでしたが、気仙沼と石巻ではなかなか寄り道が難しく、ずっと訪問できなかったので、
こうして、再び会えたことがとてもうれしかったです。

仕事はもちろん、旧友を暖めることができた、うれしい出張となりました。
さて、また明日からがんばろう。

ちなみに、なかなか分厚い文庫本でしたが、ほどよいボリュームの短編集で、今回の旅程で読破。
では、また。

気仙沼の海小屋:配筋検査と模型。

2015.01.08 東京:晴れ。

みなさん、こんにちは。
梁建築設計の小林です。年末の気仙沼ブログを続けて投稿してます。あしからず・・・。

では早速、現場監理の様子をお伝えします。
前回の着工から2週間後、配筋検査のために現場に赴きました。
気仙沼は日を追うごとに寒くなりますね。先々週来たときよりも格段に寒くなっています。
1月2月の現場が、、、、楽しみです!w

まずは全景。当日明け方に積雪の予報だったため、前日養生をしておいてくれたので、その養生を外してもらいます。
さすが東北の施工屋さん、抜かりありません。
2014.12.15 配筋検査。
2014.12.15 全景。

養生が剥がれたところで、検査をしていきます。
2014.12.15 配筋検査。
2014.12.15 配筋検査。

2014.12.15 配筋検査。
2014.12.15 配筋検査。

一カ所一カ所丁寧に施工状況を確認しました。
といっても、小さなシンプルな作りなため、あっけなく終了。
わずかな是正事項はありましたが、大きな問題はなし、順調です。

さてさて。
今回は配筋検査が主な目的でしたが、もう一つ、大事な目的がありました。
それがこちら。

2014.12.15 模型。
2014.12.15 模型。
2014.12.15 模型。
2014.12.15 模型。
2014.12.15 模型。
2014.12.15 完成イメージ模型。

この模型を事業主および施工者に見せて、完成イメージを共有するために、
休日返上で、オープンデスクのMくんと一緒にせっせと作りました。
小さい建物とはいえ、1/30スケールですので、なかなかのボリュームです。

模型からもわかるように、建物はすごーくシンプルです。
コンセプトは、
「かっこいい掘っ立て小屋」

できあがった瞬間から、その場所に馴染んでしまって、目を引かないような建物を目指しています!

では、また。

気仙沼の海小屋:着工。そして2x4との遭遇。

2015.01.08 東京:晴れ。

みなさん、こんにちは。
梁建築設計の小林です。

新年のご挨拶でもお伝えしましたが、今年からデザインスペック改め梁建築設計となりました。
ブログは引き続き継続するのですが、タイトルにver.2をつけてみました。

というわけで、本年最初の現場ブログは、一昨年の11月に設計依頼を受けて、約1年間の設計期間を経て、昨年12月に着工した気仙沼カフェからお伝えします。

では、早速いきましょう。
今回は12月1日、2日の現場監理の様子をお伝えします。

まず、こちらが敷地になります。非常に、コンパクトな敷地です。
ひとことでいうと「せまい(笑)」
2014.12.02 着工。
2014.12.02 着工。

しかも、こんな感じで、すぐ側が海。ロケーションは最高です。
場所は気仙沼市唐桑町の東舞根というところになります。
ここに木造平屋のちっちゃな海小屋を作ります。

ちなみに、
上野駅から一ノ関駅まで新幹線で2時間半、そこから大船渡線というローカル線で一ノ関駅から気仙沼駅まで1時間半、さらに気仙沼駅から車で約30分。
乗り継ぎ時間も合わせると、合計で片道5時間ぐらいです。
長いと言えば長いのですが、一昨年の石巻の経験があるからか、電車での移動はむしろ快適だったりします。
思う存分読書ができるのでw

地盤レベルの確認をしています。
2014.12.02 着工。
2014.12.02 着工。

津波で護岸も破壊されており、敷地も嵩上げしている場所なので、登記されている敷地情報と現況にズレがありますので、現況測量を優先して基準となる地盤面の高さや建物の配置基準点を設定しました。
これで、いよいよ着工となります。
施工期間はおよそ4ヶ月強。
竣工は4月の予定です。

ということは、厳寒期の1月2月の現場監理・・・・がんばります!

さて。
現場打ち合わせのあと、津田産業さんの東北支社(本社は大阪)の視察に伺いました。
というのも、今回の建物は木造は木造でも2x4工法という在来工法とは違った工法にて施工されます。
私自身、2x4工法の採用は初めてとなるので、勉強も兼ねての視察というわけです。

2014.12.02 着工。
2014.12.02 こちらが施工業者の津田産業さんの東北支社になります。

2014.12.02 着工。
2014.12.02 
工場の内部。在来工法ではプレカット工場(もしくは手刻み)で柱や梁を加工したものを現場で組み上げていきますが、2x4工法では、このような工場であらかじめ壁パネルを作成し、現地に運んで設置するという作り方が基本となります。

実際に他の現場用のパネルなども視察させていただき、だいぶ施工工程のイメージができました。

さて、組み上がるのが楽しみです。
(と、その前に、基礎工事がありますがw)